東京都の奥多摩町長選は7日告示され、新人で元町教育長の若菜伸一さん(66)と、再選を目指す現職の師岡伸公さん(70)の無所属2人が立候補を届け出た。町役場の新庁舎建設問題などを争点に、12日に投開票される。6日現在の選挙人名簿登録者数は4117人。(昆野夏子)(届け出順)
◆若菜伸一(わかな・しんいち)さん(66) 無新
新庁舎建設を見直し
(元)町教育長・町職員▽東京水産大
若菜さんは午前9時ごろ、氷川の選挙事務所前でマイクを握り「住民目線の役場にする。住んでいて良かったと思える町づくりを進めたい」と意気込んだ。
現町政が推進する町役場の新庁舎建設を「高齢化が進んでいるのに、奥多摩駅の上の坂道に庁舎をつくるのは見直すべきだ」と批判。建設のための積立金17億円については「一部を使って、高齢者が安心して暮らせるよう、福祉を充実させる」と活用策を示した上で、「食料やガソリンなどあらゆるものが高騰するなかで、まず守るのは住民の暮らしだ」と訴えた。
◆師岡伸公(もろおか・のぶまさ)さん(70) 無現<1>
高齢者福祉しっかり
(元)町議長・保育園事務長▽明治大
師岡さんは午前9時ごろ、JR奥多摩駅近くの街頭で「高齢者福祉をしっかり進める。4年間の経験を生かし、職員が町民の方を向いて仕事をする町役場を継続させたい」と第一声を上げた。
町役場の新庁舎建設については「積立金は一般会計とは別。高齢者福祉の予算を削っているわけではない」と説明。現庁舎は約60年が経過し、耐震性などに問題があるとして「災害に備えた庁舎をつくることが、みなさんの福祉や暮らしを守ることにつながる。心のよりどころとなる庁舎にしたい」と理解を求めた。


0 件のコメント:
コメントを投稿